研究KEYWORD
マイクロ分析化学,バイオ分析化学,生物分析化学,マイクロ臓器モデル,バイオアッセイ,創薬支援技術,動物実験代替法
研究分野
分析化学,ナノマイクロ科学,人間医工学,生体の構造と機能
主な研究テーマ
- マイクロ腸管モデルの開発
- マイクロ肝臓モデルの開発
- マイクロ腎臓モデルの開発
研究概要
生体関連物質を解析するマイクロ分析システムの開発を行っている。その一例として,チップ内に様々な培養細胞を組み込んだマイクロ臓器モデルや,それらを組み合わせたマイクロ人体モデルを開発し,医薬品などの総合的なバイオアッセイを実現することを目指している。さらに,こういったバイオアッセイデバイスを構築するための基盤技術開発や,タンパク質やDNAなどの電気泳動分析といった,従来から広く用いられている分析法をマイクロチップ化することにより,飛躍的に高効率化させる研究にも取り組んでいる。
提供できる技術・応用分野
マイクロデバイスを用いた生体関連物質の分析および細胞実験システムの開発,薬効や薬物動態解析,薬物送達解析のためのマイクロ臓器・生体モデルの開発
主要な所属学会
日本化学会,日本分析化学会,化学とマイクロ・ナノシステム学会
代表的な論文 または 特許
- Development of a Microfluidic System Comprising Dialysis and Secretion Components for a Bioassay of Renal Clearance, Anal. Sci., 34, 1073 (2018).
- Microcirculation-on-a-Chip: a Microfluidic Platform for Assaying Blood- and Lymphatic-Vessel Permeability, PLOS ONE, 10, e0137301 (2015).
- Micro Total Bioassay System for Ingested Substances: Assessment of Intestinal Absorption, Hepatic Metabolism, and Bioactivity, Anal. Chem., 82, 9983 (2010) .