研究KEYWORD
物性,磁性,X線分光
研究分野
物性物理学
主な研究テーマ
- X線による電子励起と基底状態の理論研究
主要な研究内容
磁気記録,磁気センサー,磁気光学素子の材料として使われる鉄,コバルト,ニッケル,銅などをはじめとする遷移金属を含む磁性化合物の結晶構造,磁気構造,電子状態をX線分光スペクトルと結びつける理論的研究を行っている。電子状態から分光スペクトルを計算するための理論の構築だけでなく,実験と直接比較するためのシミュレーション計算機プログラムの開発も行っている。
共同研究に応用できる技術分野 または 共同研究実績
磁性化合物を含む結晶固体の電子状態計算
主要な所属学会
日本物理学会
代表的な論文 または 特許
- Magnetic circular dichroism in hard x-ray Raman scattering as a probe of local spin polarization, Pysical Review B100, 094435 (2019)
- Theory of magnetic circular dichroism of nonresonant x-ray Raman scattering, Physical Review B92, 094441(2015)
- Resonant x-ray scattering from chiral materials: alpha-quartz,alpha-berlinite, and tellurium, Journal of Physics: Conference Series, 519, 012009 (2014)