研究KEYWORD
アモルファス・ナノ材料,カルコゲナイド材料,光・電子物性,相変化,光熱偏向分光法
研究分野
物性物理学,応用物理物性,電気電子工学
主な研究テーマ
- カルコゲナイド薄膜の作製と光・電子物性評価
- 光熱偏向分光法による電子材料の局在準位評価
- 硫黄ガス熱処理により作製された樹枝状硫化銅の研究
研究概要
アモルファス・ナノ材料はランダム構造に由来して,しきい電圧印加による電気スイッチなど様々な機能が発現する。光・電子物性を調べ,こうした機能の機構解明と応用を目指している。
(1) 相変化メモリ・セレクタに用いられるカルコゲナイド材料の局在準位およびキャリア特性の評価
(2) 薄膜太陽電池の光吸収層として有望な特性をもつ硫化物半導体の作製と光・電子物性に関する研究
(3) 硫黄ガス熱処理による樹枝状結晶の作製と表面修飾
提供できる技術・応用分野
- カルコゲナイド材料の作製技術
- 光熱偏向分光法を利用した計測技術
- 半導体薄膜の物性評価技術
主要な所属学会
応用物理学会
代表的な論文 または 特許
- Elemental electrical switch enabling phase segregation–free operation, Science 374 (2021) 1390.
- Ultrahigh drive current and large selectivity in GeS selector, Nat. Commun. 11 (2020) 4636.
- Defect Absorption in Ge2Sb2Te5 Phase-Change Films, Phys. Status Solidi B 257 (2020) 1900278.