元素科学国際教育研究,石井 孝文

石井 孝文

准教授

ISHII takafumi

環境創生部門 環境エネルギーコース

研究KEYWORD

カーボン材料,ナノ構造,ナノ材料科学,表面化学,分析化学,量子化学,熱分析,ナノエレクトロニクス,触媒,エネルギーデバイス

研究分野

ナノマイクロ科学,機能物性化学,エネルギー関連化学

主な研究テーマ

  • 炭素材料の表面分析
  • 炭素材料の表面化学
  • 炭素材料の半導体,エネルギー変換材料への応用

研究概要

その構造や表面状態の複雑さから,カーボン材料は多種多様な特性を有する.カーボン材料の工業利用価値を高めるため,カーボン材料の構造制御,表面制御技術の開発を行っている.テンプレート法をはじめとする構造制御手法とヘテロ原子ドーピングによる表面状態制御によって,触媒,センサー,吸着材といったカーボン材料の応用展開に力を入れて研究を進めている.

提供できる技術・応用分野

全ての炭素材料に適応可能な表面化学構造精密分析技術

主要な所属学会

炭素材料学会,日本化学会,電気化学会

代表的な論文 または 特許

  • “Understanding the chemical structure of carbon edge sites by using deuterium-labeled temperature-programmed desorption technique”, Carbon, 161, 343-349.(2020)
  • “Insight into the origin of carbon corrosion in positive electrodes of supercapacitors”, J. Mater. Chem. A, 7, 7480-7488 (2019)
  • “An analysis of the molecular structure of graphite by estimating the small number of edge sites”, Tanso, 285, 222-226 (2018)