理工学基盤部門,京免 徹

京免 徹

教授

KYOMEN toru

理工学基盤部門

研究KEYWORD

セラミックス,酸化物,薄膜,エレクトロルミネッセンス,ゾルゲル

研究分野

材料工学,応用物理物性,無機材料化学,エネルギー関連化学

主な研究テーマ

  • 酸化物エレクトロルミネッセンス素子の開発研究
  • ペロブスカイト型コバルト酸化物のスピンクロスオーバー現象の研究

研究概要

本研究室では,機能性酸化物の合成および物性研究,さらにはそれらを用いたデバイスの開発研究を行っています。酸化物は,絶縁性,半導体性,金属伝導性,透明性,発光性,強磁性,強誘電性など多彩な機能を示します。また,酸化物は耐熱性や耐摩耗性が高いことや大気中の酸素や水分に対して安定であるなど,材料として有利な特性をもちます。
現在,酸化物エレクトロルミネッセンス素子をゾルゲル・焼成法という方法で作製する研究に力を入れています。この素子は,電極となる酸化物導電体の薄膜で酸化物蛍光体の薄膜を挟み込んだ構造をしており,すべて透明な材料でできているため,新たな用途が期待されます。また,この作製法は,金属イオンが溶解した溶液を基板に塗布して焼成することで酸化物薄膜にするという簡便な方法であり,低コスト化に有利な方法です。

提供できる技術・応用分野

  • 酸化物粉体,焼結体合成
  • ゾルゲル法による酸化物薄膜の作製
  • 電気・発光特性の評価

主要な所属学会

日本セラミックス協会,応用物理学会,日本化学会,日本熱測定学会

代表的な論文 または 特許

  • “Role of Pr3+ ions as hole-trapping centers for the electroluminescence of (Ca0.6Sr0.4)0.998Pr0.002Ti0.9Al0.1O3−δ thin films.” Japanese Journal of Applied Physics 59, 092005 (2020).
  • “Time dependence of current density, luminance, and efficiency under dc voltages for the thin-film electroluminescent device containing praseodymium and aluminum co-doped perovskite titanate phosphor,” Japanese Journal of Applied Physics 58, SFFB01 (2019).
  • “Effects of doping by aluminum or lanthanum on the electrical and electroluminescence properties of Ca0.6Sr0.4TiO3:Pr thin films,” Journal of Luminescence 207, 424–429 (2019).