理工学基盤部門,鹿野 豊

鹿野 豊

准教授

SHIKANO yutaka

理工学基盤部門

研究KEYWORD

量子論の基礎, 量子情報科学, 量子計測学, 量子ダイナミクス, 精密測定

研究分野

理論物理学

主な研究テーマ

  • 量子乱数と量子論の基礎
  • 量子ダイナミクスの可視化
  • 量子計測学
  • 精密測定のデータ解析

研究概要

自然科学は自然現象を「観察する」ことに始まり、それらの結果を拠り所にモデル化し、再び、観測することを通じて確認する。では、どこに「観る」限界があるだろうか?そんな問いに対して、様々な自然現象を対象にし、あらゆる手段を使って研究している。中でも、20世紀初頭に勃興した量子力学はこれまでの自然に対する見方を変更せざるを得ない理論体系である。私自身、「量子力学の不思議」に魅了され、その不思議をよりよく理解したいと思い、研究活動を行ってきた。これらの不思議を深く問うことで、これまで「量子計算機」と呼ばれる新しい計算機の概念が提案されてきた経緯があり、量子情報科学という研究分野が勃興した。また、量子力学を利用した通常の計算機では出力することが出来ない真の乱数を調べることにより、量子力学の基礎に繋がる研究も行っている。

提供できる技術・応用分野

量子情報科学

主要な所属学会

日本数学会,日本結晶成長学会

近年の論文 または 特許 (3件以内)

  • Realtime nanodiamond thermometry probing in-vivo thermogenic responses, Science Advances 6, eaba9636 (2020) [9 pages].
  • Real-time estimation of the optically detected magnetic resonance shift in diamond quantum thermometry toward biological applications, Physical Review Research 2, 043415 (2020) [26 pages].
  • Wide-field fluorescent nanodiamond spin measurements toward real-time large-area intracellular quantum thermometry, Scientific Reports 11, 4248 (2021) [12 pages].