研究KEYWORD
特殊ペプチド、非タンパク質性アミノ酸、環状ペプチド、マイクロ波有機合成、分子イメージング、ペプチド創薬
研究分野
薬学、内科学一般、生体分子化学
主な研究テーマ
- 特殊ペプチド(非タンパク性アミノ酸,環状ペプチド,蛍光標識ペプチド,放射性標識ペプチド)の化学合成
- 微量生体関連物質、創薬候補分子の化学合成
- マイクロ波を利用した難合成ペプチドの合成研究
研究概要
有機化学的手法と分子イメージング技術を活用して生物活性ペプチドの合成と活性評価・薬物動態解析を行っています。具体的には、医薬品の基本化合物になりそうな特殊環状ペプチドの合成プロセス開発や遺伝子でコードされていない新しい非天然アミノ酸を用いたアナログ合成と生物活性評価、さらには蛍光・RIイメージングによる作用機序・薬物動態解析を行っています。得られた知見を分子設計にフィードバックして高活性かつ低毒性のペプチド薬剤の創製に役立てたいと考えています。
提供できる技術・応用分野
各種生物活性ペプチドおよび微量生体関連成分の化学合成
主要な所属学会
日本化学会、日本ペプチド学会、有機合成化学協会、日本分子イメージング学会、アメリカ化学会
代表的な論文 または 特許
- Synthesis of 4-[211At]-astato-L-phenylalanine via electrophilic desilylation : A convenient and reproducible method for the synthesis of astatinated amino acid, Org. Biomol. Chem., 2019, 17, 165-171.
- 「放射性ペプチド薬剤の標識合成と治療・診断への応用:現状と課題」, Bio Industry, 2019, 36(1), 75-81.
- 「ペプチド化合物及びペプチド化合物の製造方法」,特許第6707783号