研究KEYWORD
有機半導体、電子スピン共鳴、スピントロニクス、エレクトロニクスデバイス
研究分野
応用物理工学、材料科学、情報科学、高分子
主な研究テーマ
- 有機半導体デバイスのスピン状態の解明
- 材料特性を用いた人工知能デバイスの開発
- デバイスに対する磁気共鳴装置の研究開発
研究概要
有機半導体中のデバイス作成条件とミクロな物性、デバイス特性を結びつける研究をしています。特に、電気的検出電子スピン共鳴(EDMR)等を利用して、有機半導体中のスピン依存過程を解明しています。スピン依存過程は、発光デバイス、太陽電池、スピントロニクスデバイスにおいて重要となります。また、有機半導体の材料特性を利用したスピントロニクスデバイスを作製し、低消費電力の情報処理デバイスとして応用を目指しています。
提供できる技術・応用分野
- 有機電子デバイス開発、電子・スピントロニクスデバイスに対する電気的検出電子スピン共鳴
主要な所属学会
高分子学会、応用物理学会、電子スピンサイエンス学会
近年の論文 または 特許 (3件以内)
- “Electrically detected magnetic resonance of organic Schottky barrier diodes”, Molecular Crystals and Liquid Crystals, 704, 17-23(2020).
- “Electrically Detected Magnetic Resonance Observations of Spin-Dependent Space-Charge-Limited Conduction in Regioregular Poly(3-hexylthiophene)”, Macromolecular Chemistry and Physics, 219, 1700395-1/6(2018).
- “Angular-dependent EDMR linewidth for spin-dependent space charge limited conduction in a polycrystalline pentacene”, Frontiers in Materials, 4, 24-1/8(2017).