
研究KEYWORD
高分子構造・物性,延伸,紡糸,フィルム,繊維,セラミックス,非酸化物,低温合成,形態機能性
研究分野 (科研費細目)
主要な研究内容
高分子鎖が作り出すナノ構造およびミクロ形態を成形アプローチにより制御、有機的に組み合わせることで、新たな特性をもつ高分子/繊維材料およびセラミックスの研究を行っている。フィルム・繊維材料の成形過程における構造形成挙動を解析することで、その高性能化・高機能化に取り組んでいる。また、高分子がもつ構造形成能を利用した有機‐無機変換プロセスによるセラミックスの機能合成は、セラミックスにおける新たな機能創製アプローチとして期待される。
共同研究に応用できる技術分野 または 共同研究実績
高分子成形加工,高分子構造解析,セラミックス合成
主要な所属学会
高分子学会,繊維学会,日本化学会,日本セラミックス協会,無機マテリアル学会
近年の論文 または 特許 (3件以内)
- Nanofibrous hydroxyapatite composed of nanoparticles fabricated by electrospinning (電界紡糸により作製したナノ粒子からなるナノ繊維状水酸アパタイト), Mater. Lett., 248, 114-118 (2019).
- Morphological changes of calcium hexaboride powder synthesized from condensed boric acid-polyol product (ホウ酸‐ポリオール縮合物から合成した六ホウ化カルシウム粉末の形態変化), Adv. Powder Technol., 30, 644-648 (2019).
- 示差走査熱量曲線のピーク分離によるポリエチレン/ポリスチレンブロック共重合体の等温結晶化挙動の解明,高分子論文集,76,150-156 (2019).