研究KEYWORD
有機金属化学,有機ケイ素化学,有機合成化学,機能性有機材料,芳香族化合物
研究分野
有機化学,無機・錯体化学
主な研究テーマ
- 遷移金属触媒を用いた新規オリゴシランの合成法の開発
- 蛍光性を示すσ-π共役オリゴシラン類の合成物性評価
- ケイ素が置換した多環式芳香族化合物の新規合成法の開発
研究概要
遷移金属を用いた,有機ケイ素化合物の新しい合成法の開発を中心に研究を行っている。遷移金属錯体の特性を活用することで,新しい方法論でケイ素-ケイ素結合を形成する反応の開発に取り組んでいる。また,ケイ素と炭素π共役系化合物との融合による新規機能を有する化合物の創製も目指して研究を行っている。
提供できる技術・応用分野
有機化合物の合成,有機機能性分子の合成と物性評価
主要な所属学会
日本化学会,有機合成化学協会,ケイ素化学協会,近畿化学協会,先端錯体工学研究会
代表的な論文 または 特許
- Ruthenium-Catalyzed Hydrosilylation of Alkynes with Preservation of the Si‒Si Bond of Hydrooligosilanes: Regio- and Stereoselective Synthesis of (Z)-Alkenyloligosilanes and Carbonyl-Functionalized Alkenyldisilanes. J. Organomet. Chem. 2022, 961, 122234.
- Ruthenium-catalyzed hydrosilylation of alkynes by using hydrooligosilanes without Si‒Si bond cleavage, Tetrahedron Lett. 2020, 61, 152274.
- Synthesis, structures, and reactivity of 9,9-dialkoxy-9-silafluorenes, Heteroatom Chemistry, 2018, 29, e21478.