粕谷 健一

教授

KASUYA kenichi

分子科学部門

研究KEYWORD

生分解性高分子,海洋生分解性高分子,バイオマスプラスチック,環境微生物学,酵素科学

研究分野

生分解性高分子科学,環境微生物学,酵素科学

主な研究テーマ

  • 海洋生分解性プラスチックの研究開発

研究概要

プラスチックは現代社会を支える重要な材料ですが,原料や製造エネルギーとして化石資源を大量に消費します。また,プラスチックごみの増加による環境汚染も全世界的な問題になっています。これらの問題の解決策として,バイオプラスチックが環境調和型材料として注目されています。私たちの研究室では,来るべき持続可能な社会の構築を目指して,バイオプラスチックの開発に取組んでいます。

提供できる技術・応用分野

プラスチックの生分解性評価,微生物叢解析,生分解性プラスチック開発

主要な所属学会

高分子学会,繊維学会,日本農芸化学会,エコマテリアル研究会

代表的な論文 または 特許

  • Biodegradability of poly(3-hydroxyalkanoate) and poly(ε-caprolactone) via biological carbon cycles in marine environments, 53, 47-66(2021).
  • Microbial degradation of poly(ε-caprolactone) in a coastal environment,149,1-8(2018).
  • Influences of poly(butylene adipate-co-terephthalate) on soil microbiota and plant growth, 129, 338-346(2017).