
研究KEYWORD
DNA損傷,DNA修復,ゲノム編集,抗酸化物質,幹細胞
研究分野
分子生物学,細胞生物学,環境解析評価
主な研究テーマ
- DNA二本鎖切断修復機構の解析
- 天然抗酸化物質による細胞障害機構の解析
研究概要
遺伝情報の本体であるゲノムDNAは内的・外的要因によって絶え間なく損傷を受けている。そのため細胞は傷ついたDNAをすみやかに直すしくみ(DNA修復機構)を備えている。DNA修復機構は老化やがん治療など私たちの健康維持と密接に関わっており,これを明らかにすることは私たちの健康を維持する上で大切な課題の一つである。ヒト細胞のDNA修復機構は他の生物種と比べてはるかに複雑であり,まだ完全に明らかとなっていない。遺伝子破壊株や幹細胞といったさまざまな細胞を用いた解析をとおし,ゲノム安定性維持機構の解明を目指す。また,天然抗酸化物質のもつ生理作用のなかには,細胞毒性を与えるものがある。天然抗酸化物質による効果的な酸化ストレス軽減を得るため,天然抗酸化物質のもつ細胞毒性の機構を明らかにする。
提供できる技術・応用分野
細胞生物学に関する技術(細胞培養,遺伝導入,遺伝子破壊,免疫染色,フローサイトメトリーなど),分子生物学に関する技術(PCR,電気泳動,タンパク質精製,ELISAなど)
主要な所属学会
日本分子生物学会,日本放射線影響学会,放射線生物研究会,日本酸化ストレス学会
代表的な論文 または 特許
- Complex genetic interactions between DNA polymerase beta and the NHEJ ligase. FEBS J. 287:377-387, 2020.
- GPR31 and GPR151 are activated under acidic conditions. J. Biochem. 166:317-322, 2019.
- Mechanistic basis for increased human gene targeting by promoterless vectors-roles of homology arms and Rad54 paralogs. FEBS J. 284:2748-2763, 2017.