
研究KEYWORD
受容体,自己組織化,バイオナノマシン,ウイルス,遺伝子組換えカイコ
研究分野 (科研費細目)
創薬化学,生物物理学,細胞生物学
主要な研究内容
細胞の表面にありホルモンや神経伝達物質と結合する受容体の機能解析を行い,それに結合する新しい化合物を同定することにより新しい医薬品の開発を行う。また,タンパク質の分子集合や自己組織化過程を理解してそれを応用した新規材料の開発につなげる研究を行う。そのためにウイルスのような数十から数百ナノメートルのタンパク質複合体を研究に用いている。地域と連携し遺伝子組換えカイコによる有用物質生産を行う。
共同研究に応用できる技術分野 または 共同研究実績
遺伝子解析,有用タンパク質の大量生産,新規薬理活性物質の探索
主要な所属学会
日本生化学会,日本生物物理学会,日本分子生物学会,ファージ研究会
近年の論文 または 特許 (3件以内)
- A novel partial agonist of GPBA reduces blood glucose level in a murine glucose tolerance test.(新規血糖値降下薬の開発)Eur J Pharmacol. 2017; 814: 130-137.
- In vivo and in vitro evaluation of novel μ-opioid receptor agonist compounds.(新規オピオイド受容体作動薬の開発)Eur J Pharmacol. 2015; 767: 193-200.
- Crystal structure of the C-terminal domain of Mu phage central spike and functions of bound calcium ion.(MuファージセントラルスパイクC端ドメインの結晶構造と結合したカルシウムイオンの機能)Biochim Biophys Acta. 2013; 1834: 284-291.