分子科学部門,吉原 利忠

吉原 利忠

准教授

YOSHIHARA toshitada

分子科学部門

研究KEYWORD

光化学,バイオイメージング,蛍光性材料,りん光性材料,酸素,脂質,細胞

研究分野

人間医工学,物理化学,生体分子化学,分析化学,機能物性化学

主な研究テーマ

  • 細胞・組織内の酸素分圧計測法の開発
  • 細胞・組織内の脂質滴イメージング試薬の開発
  • バイオイメージングのための機能性発光分子の開発

研究概要

光が関与する物理化学的現象について,凝縮相における基礎研究や,細胞・組織を対象とした応用・実用化研究を進めている。特に種々の光物理化学的実験手法を用いて,光を吸収した分子の緩和過程(発光過程,無放射失活過程,光化学反応)を詳細に研究している。これらの基礎研究をもとに,生体関連化合物の細胞・組織内分布を可視化(イメージング)するための発光プローブ分子の開発,特に細胞・組織内酸素濃度計測のためのプローブ分子および計測法の開発,組織内の脂質滴をイメージングする試薬の開発を進めている。また,励起有機分子の無放射失活過程を利用した新規紫外線吸収剤の開発にも取り組んでいる。研究室には,発光プローブ分子の合成設備,光物理化学的計測装置,細胞・組織を取り扱える設備,蛍光顕微鏡などがあり,分子設計から細胞・組織内における解析・評価まで行うことが可能である。

提供できる技術・応用分野

    生体内で機能する発光性化合物開発,酸素センサー開発,機能性発光材料開発,紫外線吸収材開発,蛍光・りん光計測および解析技術

主要な所属学会

日本化学会,米国化学会,光化学協会,日本分子イメージング学会,日本光医学・光生物学会

近年の論文 または 特許 (3件以内)

  • Phosphorescent Ir(III) complexes conjugated with oligoarginine peptides serve as optical probes for in vivo microvascular imaging. Sci. Rep., 11, 4733 (2021).
  • In vivo O2 imaging in hepatic tissues by phosphorescence lifetime imaging microscopy using Ir(III) complexes as intracellular probes. Sci. Rep., 10, 21053 (2020).
  • Visualization of lipid droplets in living cells and fatty livers of mice based on the fluorescence of π-extended coumarin using fluorescence lifetime imaging microscopy. Anal. Chem., 92, 4996-5003 (2020).