研究KEYWORD
炭素材料,触媒,エネルギー,燃料電池,水素製造
研究分野
材料工学,無機材料化学,エネルギー関連化学
主な研究テーマ
- 炭素材料の触媒機能,構造の解析
- 炭素の構造制御技術
研究概要
機能性炭素材料を創出し、カーボンニュートラルに貢献することを目指している。特に注力しているのが触媒機能を有する炭素材料の調製とその発現機構の解明である。その中で、「湾曲網面」が炭素材料の酸素還元触媒活性の発現に対し重要な役割を果たしていることを明らかにしている。また、炭素の構造解析技術を用いて炭素の反応性を制御し、水素発生用触媒である炭化タングステンの微粒子化による高活性化も進めている。当研究室では炭素の構造解析技術に加え、構造制御技術も備えており、これらを活用して炭素材料の適用分野を広げる取り組みを積極的に行っている。
提供できる技術・応用分野
- 炭素材料
- 燃料電池など
主要な所属学会
炭素材料学会
代表的な論文 または 特許
- Construction of Warped Graphitic Layers from Fullerene Soot and Study of Their Catalytic Oxygen Reduction Activity. The Journal of Physical Chemistry C 2023, 127 (51), 24564-24573.
- Efficient preparation of carbon materials composed of warped graphene layers via in-situ nano-templating and estimation of oxygen reduction reaction activity. Carbon 2024, 118910.