研究KEYWORD
構造ヘルスモニタリング,リスクベースメンテナンス,保全,統計的取り扱い,信頼性工学,複合材料,破壊力学
研究分野
材料力学
主な研究テーマ
- 構造ヘルスモニタリングによる構造リスク評価・信頼性評価の研究
- AI,ベイズ統計等統計解析を用いた構造状態の自動評価の研究
- 工学リスクに基づく老朽化構造の保全最適化の研究
研究概要
生物の痛覚を構造に付加するスマート構造は,老朽化が深刻な都市構造ならびに近年航空機の一次構造へも適用が進んできた複合材料構造を有効に活用するための重要な新技術である。本研究室では,計測量から自動的な状態診断を行う統計データ処理技術,近年進歩の著しいITテクノロジの融合により,ローコストで構造のスマート化を行う技術に関し,またリスク指標に基づくそれらを用いた設備診断の効率化に関し主として研究を行っている。
提供できる技術・応用分野
損傷モニタリング,AI,逆問題,リスクベースメンテナンスによる保全最適化,確率的メンテナンス,複合材料,有限要素解析
主要な所属学会
日本機械学会,日本材料学会,土木学会,日本鉄鋼協会,保全学会
代表的な論文 または 特許
- “Bayesian Evaluation of Damage Risk from Monitoring Data”, E-Journal of Advanced Maintenance(Vol.11No.4)(2020), pp.147-152
- “局部減肉信頼性管理のための部分安全係数表の作成”, 圧力技術 Vol.56(2019), pp.66-72
- 疲労損傷評価装置および疲労損傷評価手法,発明者:岩崎篤他,出願番号:2016-079700,出願年月:2016/4/1