研究KEYWORD
算術演算回路,グラフ理論
研究分野
情報科学,情報工学
主な研究テーマ
- 高速算術演算回路の論理設計に関する研究
研究概要
コンピュータの基本機能である「数値計算」に用いる算術演算回路の高速化,省面積化について,算術演算アルゴリズムの観点から研究を行っている。
算術演算の高速化は,画像処理や暗号化の分野で広く求められており,そのような算術演算に特化したプロセッサは,汎用プロセッサを用いてソフトウェアで実行するよりも高速であったり,低消費電力であったりと,様々な利点がある。
そのような演算のための回路構造を,論理演算レベルから研究,設計している。
提供できる技術・応用分野
FPGAを用いた高速算術演算回路や専用LSIの開発
主要な所属学会
電子情報通信学会, 情報処理学会,日本機械学会
代表的な論文 または 特許
- Novel Binary Signed-Digit Addition Algorithm for FPGA Implementation, Journal of Circuits, Systems and Computers, Vol. 29, No. 09, 2050136, 2020.
- Efficient signed-digit-to-canonical-signed-digit recoding circuits, Microelectronics Journal, Volume 57, pp.21-25, 2016.
- On the stack number and the queue number of the Bubble-sort graph, IEICE Trans. Fundamentals, Vol.E99-A, No.6, pp.1012-1018, 2016.