研究KEYWORD
炭素材料,触媒,エネルギー,燃料電池,水素製造,水素エネルギー
研究分野
材料工学,無機材料化学,エネルギー関連化学
主な研究テーマ
- 炭素材料の表面機能,構造の解析
- エネルギー関連材料の共同研究
- 従来材料をカーボン材料に置き換え,新しい展開を模索する共同研究
研究概要
「カーボン材料による低炭素社会の構築」を実現するための機能性カーボン材料を創出することが研究のターゲットである。特に,実現間近とされている水素エネルギー社会を実現するための材料群および技術の開発を行っている。具体的には,白金に頼らない燃料電池電極触媒や,高度なカーボン技術に支えられた水素製造用金属触媒,そして水素吸蔵材などの研究を中心に研究を展開している。研究の推進に当たっては,当研究室が培ってきたカーボン材料の合成技術及び解析技術を駆使し,《材料の合成》-《解析》-《性能評価》のフィードバックサイクルの有機的連携により開発を進めている。
提供できる技術・応用分野
- 炭素材料
- 燃料電池など
主要な所属学会
炭素材料学会
代表的な論文 または 特許
- Understanding the chemical structure of carbon edge sites by using deuterium-labeled temperature-programmed desorption technique, Carbon, 161, 343-349, (2020).
- Synthesis of P- and N-doped carbon catalysts for the oxygen reduction reaction via controlled phosphoric acid treatment of folic acid, Beilstein J. Nanotechnol.,10, 1497–1510 (2019).
- Warped graphitic layers generated by oxidation of fullerene extraction residue and its oxygen reduction catalytic activity, Beilstein J. Nanotechnol. 10, 1391-1400 (2019).